この前のBPSのお話のおまけブホ
BPSとは、1株当たりの純資産のことだったクポね
BPSは基本的には決算短信の1ページ目に載っているブホ
ただ、中間決算の場合には決算短信にBPSが書かれていない場合があるブホ
まぁ、載っていない場合には自分で計算してみれば良いんじゃけど、
自分で計算してみても会社公表の値とズレが生じることもあるパオ
そこで、決算短信にBPSが書かれていない場合の計算方法を紹介するパオ
(1)BPSの計算では控除するものがあるパオ
前のブログでは、BPSとPBRの関係の中でBPSの計算方法について触れたブホ
計算方法はこうだったポヨね
基本的にはこの方法で計算できるブホ
ただ、中には、計算してみると会社公表の値に比べて大きめの値が出てしまうこともあるパオ
計算結果が大きめの値になるのは、BPSの計算時に純資産から控除(除外)しなければいけないものがあるからポヨ
純資産から控除するべきものとは
計算の時に純資産から控除するのは、基本的には以下の2つでOKパオ※
- 新株予約権の金額
- 非支配株主持分の金額
※正確にはあと数項目あるけど、あまり目にしないからこの2つで良いブホ
もっと詳しく知りたい人は以下のリンク先を参考にしてみてポヨ
【参考】
企業会計基準適用指針第4号 1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針
(リンク先PDFパオ)
(2)改めて計算方法を紹介クポ
ここまでを踏まえて改めて、計算方法を見ていくパオ
控除する項目を入れると、計算方法はこうなるクポ
それぞれが、決算短信のどこに載っているかも紹介していくクポ
(以下で出てくる決算短信は7867 タカラトミーのものブホ)
1.純資産
純資産はここパオ
分かりやすいのは決算短信の1ページ目
より正確に見るなら、貸借対照表の右下パオ
(貸借対照表は、決算短信の中ほどにあるパオン)
2.新株予約権と非支配株主持分
新株予約権と非支配株主持分は、貸借対照表の右下にあるパオ
純資産額の上あたりポヨね
ただし、これらが存在しない場合には書かれていないパオ
書かれていないときは計算に含めなくてOKブホ
3.発行済み株式数(自己株式を除く)
発行済み株式数(自己株式を除く)は、決算短信の2ページ目あたりにあるパオ
ただ、書かれているのは自己株式数を「含む」株式数だから、
自己株式数を除いた株式数を知るためには、自分で引き算しないといけないパオ
この場合は次のように計算して、94,797,628株ということが分かるパオ
(3)実際に計算してみるポヨ
さて、じゃあ実際に計算してみるパオ
ここまで出てきた数字を、さっきの計算式に代入するとこうなるブホね
=703.08…
※金額の表示が100万円単位のため
というわけで、BPSは703.08円になったブホ
実際に決算短信に載っている数字と見比べてみると…
703.07円だから0.01円のズレがあるブホね
ただ、これは決算短信に載っている数字が100万円単位で端数を丸めているから、そこからくる誤差ゆえに仕方ないブホ
と、こんな感じでBPSは計算できるポヨ
ちょっと面倒に思えるかもじゃけど、エクセルとかの計算ソフトで式を組んでおけば数字を入れるだけでOKクポ
スキャルやデイトレでは必要ないかもしれないけど、
スイングトレードや、暴落時に優良な割安株を拾う時には役に立つこともあるブホ
気になる銘柄をしっかり分析してみるときには、ちょっぴり着目してみるポヨ~
コメント