決算書は夢に出るくらい見てるブホか?
ちょうど本決算の時期だし、今回は決算短信から分かる「売上高営業利益率」の話ブホ
売上高営業利益率は、企業の稼ぐ力が分かる指標ポヨ
知っている人も多いと思うけど、休憩がてら読んでみてほしいパオ
(1)決算短信の最初に載っている何か
まず最初に、売上高営業利益率の計算に使う数字について紹介するパオ
決算短信を見ていると、一番最初にその期と前期の収益に関する数字が出ているブホ
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
- 当期純利益
「売上高営業利益率」は、この4つのうちの「売上高」と「営業利益」を使って計算することになるパオ
ちなみに、売上高と営業利益の概要はこんな感じポヨ
1.売上高
これは分かりやすいパオね
純粋に、企業がその期にモノやサービスを売って得られた金額ブホ
2.営業利益
営業利益 = 売上高 - 売上原価 - 販管費
1の売上高から、売上原価と販管費を引いたものが営業利益ブホ
(販管費は「販売費および一般管理費」の略ブホ)
売上原価は商品の原材料費などの「製造コスト」ブホ
販管費は人件費や広告費と言った「営業費用」ブホ
一言でいうと、営業利益は企業の本業で得られた利益ブホね
売上高と営業利益の関係を視覚的に見てみるとこうなるポヨ
(2)売上高営業利益率って何ポヨ?
ここまでを踏まえて、売上高営業利益率の話ポヨ
売上高営業利益率は、本業でどれだけ効率的に儲けたかが分かる指標ブホ
原則としては、数字が大きいほど利益を生みだす力が高いと言えるパオ
決算発表後に出る決算速報の最後にも、直近四半期の売上高営業利益率のことが書かれているブホ
この場合は、売上高営業利益率が悪化しているブホから、前年と比べてモノやサービスを売るのに何らかのコストが増えてしまっているということになるパオ
(3)売上高営業利益率の計算パオ
売上高営業利益率は、次の計算式で計算できるパオ
売上高営業利益率(%) = 営業利益 ÷ 売上高
例えば、次のような場合は売上高営業利益率は20%になるポヨ
- 売上高:100億円
- 営業利益:20億円
20億円 ÷ 100億円 = 0.2 =20%
(4)同業他社間での比較が重要ブホ
さっきも書いたとおり、売上高営業利益率は数字が大きい方が良いパオ
一応の目安としては、10%以上あると良い方と言えるブホ
ただ「10%以上なら絶対OK!」というわけではなくて、同じ業種の他の会社と比較することが重要パオ!
(例えば、ドコモ・KDDI・ソフトバンクで比較するとか)
試しに、ドコモとKDDIで比較してみるとこうなるブホよ
1.ドコモ
2.KDDI
ドコモが18.3%に対して、KDDIが19.5%
このことから、KDDIの方が利益を生みだす力が高くて、効率的に稼いでいることが分かるブホ
(ちなみに他の業種も見てみると分かるパオけど、通信業界は売上高営業利益率が高い方ポヨよ)
(5)即買い!ってワケではないパオ
以上が売上高営業利益率の概要パオ
決算書千本ノックで気になった企業を見てみるときに意識してみると良いパオ
同業他社で比較してみて、その中で気になる企業があれば更に過去からの推移を見てみるポヨ
年々、数字が伸びていれば、より効率的に利益を生みだせるようになってきていると言えるパオ!
ただ、忘れないでほしいのは、売上高営業利益率が高いから今すぐ買い!というわけではないということパオ
良さそうな企業が見つかったら、ちゃんとチャートを見て売買タイミングを計るブホ
どんなトレード手法であっても売買タイミングは等しく大事パオ
それじゃあ、まだ株ちゃんも決算書を見る作業に戻るパオ
子パンダちゃんたちも、体調に気を付けながら笹食べて頑張るポヨよ
コメント