ローソク足・首吊り線の使い方

ローソク足の見方

今回は首吊り線について解説していくパオ~

首吊り線とは?

 

相場が上昇トレンド中に
窓を開けて急上昇した時にできる
長い下ひげのローソク足のことを「首吊り線」というブホ

急上昇して寄り付いた状態で
この形状があらわれると
天井と言われることが多いブホね

その名の示すとおり「不穏な感じ」がするので
首吊り線がでたあとは大きく下落することも多いw

ローソク足の理解が必須

 

いまさらかもしれんけど、ついでにおさらい

ローソク足は、チャートの値動きを表したもの
1本のローソク足を見るだけで
一定期間の値動きを知ることができるブホ

株価が上昇した場合は陽線
下落した場合は陰線
ローソク足を見るだけで、以下の4つの情報が分かるパオ

始値=1番最初に取引された時の価格
高値=期間中最も高い価格
安値=期間中最も低い価格
終値=次のローソク足へ変わる直前に取引された価格

ローソク足のひげとは?

次に、ローソク足には
実体・ひげ」と呼ばれる2つの部分があり
ひげが長いほど
価格が短期間で大きく逆に変動した証拠ブホよ

いっぽう始値が安値で
終値が高値のようなローソク足(大陽線)は
ひげが一切ない実体のみのローソク足になるブホ

トレンドが発生している場合は
実体のみローソク足が連続していることが多い

首吊り線が現れる状況とは?

 

ローソク足の基本が理解できたところで
もう一度首吊り線の形を確認していくブホ

長い下ひげを形成しているから
期間中に安値に対して大きく上昇して
終値が上がった状態ブホ

首吊り線の特徴としては、以下の3つね

・上昇トレンドの最中
・寄り付きが前日の終値よりも高値
・大きな下落から寄り付き価格まで戻った時

上昇トレンドにも関わらず
大きな下ひげが形成されるのは
押し目買いはされているが、勢いが弱く
相場が転換する可能性が高いブホ

なので相場の高値圏で首吊り線が現れた場合は
利確を検討するポイントぱお

反対に下降トレンドの最中、相場の安値圏で
下ひげの長いローソク足が形成された場合は
買う圧力が強く、相場が上昇に転じるサインになるブホ

首吊り線と似た形状のロウソク足
下降トレンドの最中にでてくる
長い下ひげの陽線は「勢力線」と言い
下降トレンドで現れる長い
長い下ひげの陰線は「たくり線」と言うパオ
それぞれ違いに注意したい

首吊り線、勢力線、たくり線
いずれもスパイクロー(ピンバー)
長い下髭がポイントだけれど
結局は相場の上方乖離、下方乖離
どちらで出現したのかが重要ということ

明確なトレンドの最中ほど
相場が転換する可能性は高いけれど
レンジや分かりにくいチャート形状の場合は
信頼性が低くなる
活用するポイントを判断する必要があるね

首吊り線の使い方

首吊り線は売りサインという風に紹介してきたポヨけど
そこで完全にポジションを手仕舞うには判断が早いw

一旦ポジションの何割かを利確するにとどめる
いわゆる売り上がりすべきチャート形状になるブホ

もしポジションを持っていない場合は
無理に入る局面ではないので
売りで入るのは完全に相場が反転したのを
確認してからでも遅くないピョコ

首吊り線の精度を高める方法

解説した通り、首吊り線のように
長い下ひげを形成するローソク足は非常に多い

明確な上昇トレンド中でなければ
首吊り線の判断を正確にするのは難しいパオ

そこで、首吊り線の精度を高めるには
以下の要素を確認すると良いブホ

・窓開けしているか
・実体に対して下ひげが長いか
・出来高は大きいか
・大規模な仕手株相場か
・長めの時間軸で発生

首吊り線の信頼性が高いタイミングとしては
ギャップアップして大きく上昇した相場で
出来高が高く
実体に対して長い下ひげをつけた場合だパオ

さらに大規模な仕手株相場でも首吊り線は頻発するから
そこが天井である可能性は高くなるブホ
その場合、日足や週足といった長めの時間軸で
長い下ひげをつけることになるね

目安として、3日以上の連続した上昇トレンドの最中に
大きく窓開けして首吊り線が形成された場合は
要注意パオ!

首吊り線の注意点

首吊り線で取引を行う場合の注意点は
以下の通りだパオ

・上昇トレンドと上方乖離を判断する
・他の指標と合わせて判断する

最も大切なことは、上昇トレンドや上方乖離の最中か
しっかり判断することブホ

上昇トレンドでなければ
長い下ひげのローソク足が現れたとしても
売りサインではなく
むしろ買いサインになるパターンが多いポヨーンw

首吊り線の形だけに注目してしまうと
間違った判断の原因になるので、注意が必要パオ

移動平均線やトレンドラインにタッチしてる首吊り線だと
価格が移動平均線に触れたタイミングで上昇してしまい
単なる押し目買いのポイントだった、ということは山ほどあるw

なので、首吊り線が現れたからといって
急に慌ててポジションを手仕舞うのではなく
今は上昇トレンドなのか、出来高は高いのかなど
総合的に判断して
ポジションを一部利確するくらいの
目安として見ておくのがおすすめパオ

首吊り線の実例紹介

最後に首吊り線の実例を紹介するピョコね

 

だいぶ分かりやすい首吊り線パオ

・出来高が高く
・大きく窓開けして上昇
・連日上昇トレンド
・実体よりも長い下ひげ

首吊り線として判断していい要素が多いパターンパオ

このくらい明確に首吊り線を形成すると
天井をつけたあと、揉み合うことなく急激な下落に転じているブホ

次はこのチャート

このチャートはアメリカのQQQ株のチャートで
上昇トレンドが継続した状態で
実体よりも長い下ひげの首吊り線を形成
1日停滞したのちに、下落に転じているピョコ

そして、一度上昇したが売り圧力が
強い証拠の上ひげの長いローソク足も現れている
まあ下がる可能性が高い状態パオ

仕手株相場・2018年2月~3月ニチダイの例
教科書のような首吊り線だね

1回目ではこけてるけど
2回目の壮絶な首吊り線のあとには仕手相場が終焉して
そのまま下落

首吊り線は、「三川・宵の明星」の強化版と考えることもできるね
まあ柔軟に対応していってほしいパオ

まとめ

今回は上昇トレンドの天井を判断するローソク足の形状
首吊り線について紹介したパオ

首吊り線が現れた場合は
相場の天井として利確ポイントになって
一旦下落する可能性が高い

株式・先物・FX問わず、使用できるパターンなので
この記事を参考に、上昇トレンドや上方乖離で首吊り線が現れた場合は
注意してみてほしいブホ!

また先物やFXをやる場合は、axioryがおすすめポヨン

今回はこんなところで
じゃあの、子パンダちゃんたち♪

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