うわっ…今の株価低すぎ…?「騰落レシオ」で見る相場の買われすぎ・売られすぎ

チャート・テクニカルの手法

可愛い子パンダちゃん&ベイビーパンダちゃんたち、元気ブホか?

今日は「騰落レシオ」についてお話しするブホ

騰落レシオは、相場全体の「買われすぎ」や「売られすぎ」といった過熱感を把握するのに使える指標パオ

特に、まだ株ちゃんのように日経平均先物で爆益を狙う場合には大いに役に立つブホ

それじゃあ、まだ株ちゃんが柔笹のように噛み砕いて説明していくクポ!

(1)騰落レシオって何ポヨ?

相場の天底の判断の目安になるものの1つが「騰落レシオ」パオ

騰落レシオは、一定期間の値上がり銘柄数値下がり銘柄数を使って、相場の過熱感をパーセンテージで数値化したものパオ

 (こういう相場の過熱感が分かる指標を「オシレーター指標」というブホ)

その数値を使って、相場が天井圏に近いのか、底値圏に近いのかを検討するポヨ

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1.一般的に「騰落レシオ」と言ったら

騰落レシオは仕組み的に様々な市場で使うことができるけど、一般的に「騰落レシオ」といったときは次のように東証一部市場を対象とした25日間のものを言うブホ

  • 東証一部の全銘柄で算出
  • 期間は25日間

 

2.騰落レシオでわかる相場の水準とは?

計算方法は後で説明するブホけど、騰落レシオは計算結果の値によって買われすぎ、売られすぎの判断ができるパオ

後述する例外もあるブホけど、基本的には

  • 120%を超えれば買われすぎ=天井圏が近い=売り
  • 70%未満になれば売られすぎ=底値圏が近い=買い

というように考えることができるブホ

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(2)騰落レシオの計算方法パオ

騰落レシオの計算方法は非常にシンプルパオ!

対象期間の値上がり銘柄数を、値下がり銘柄数で割り算するだけブホ

騰落レシオ(%) = 値上がり銘柄数 ÷ 値下がり銘柄数 × 100

計算の対象期間は、25日で見るのが一般的パオ

その場合、「25日間の値上がり銘柄数の合計」を「25日間の値下がり銘柄数の合計」で割り算するポヨよ

ただ、もっと短期間での過熱感を知りたいときは6日間、10日間、15日間と言った期間で計算することもあるクポ

1.計算例

 

文字だけだと分かりづらいかもしれないけど、実際に計算してみれば簡単パオ

例として、次の条件で25日間の騰落レシオを計算してみるポヨ

  • 値上がり数:27,500銘柄(25日間)
  • 値下がり数:22,500銘柄(25日間)

27,500 ÷ 22,500 ≒ 1.22.2 × 100 = 122.2%

計算してみると、この場合の直近25日間の騰落レシオは122.2%となって、買われすぎの水準だと言うことが分かるパオ

この場合、天井圏が近いことを示しているから

  • 買いポジションを手仕舞ったり
  • 先物のショート(売り)を検討してみたり

といったように使えるブホ
 

2.短い期間で見る場合は少し注意

 

注意してほしいのは、計算の対象期間が短いほど騰落レシオの動きが激しくなりやすい、ということブホ

さっき、120%で買われすぎ、70%で売られすぎと言ったけど、これはあくまで25日間の場合パオ

対象期間を6日間にして計算した場合には、騰落レシオは簡単に150%を超えたり、50%を下回ったりすることもあるポヨ

 

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じゃから、25日間以外の騰落レシオを見る場合には、過去の変動幅も見たうえで使いたいパオ

ちなみに、直近30日分の騰落レシオを見たい場合にはこちらのサイトが便利ポヨ 

(3)歴史的相場だと見たことない数値になることがあるブホ

騰落レシオは

 

  • 政治的な転換点
  • 〇〇ショック
  • 大相場の始まり・終焉

といった歴史的な出来事が起こると、普段の基準を大きく超える数値が出ることがあるブホ

実際にどんな場合にそうなったのか一例を紹介するパオ

1.120%超の例:2012年の政権交代(アベノミクスの初動前)

 

まず騰落レシオが120%を大きく超えた例ブホけど、例えば2012年の政権交代(アベノミクスの初動前)があるブホ

この時は民主党政権での解散総選挙が決まった2012年11月半ばから株価が上昇して、2012年12月19日には騰落レシオが164.5%を記録したパオ

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出典:SBI証券

120%を大きくぶち抜いているパオね

そして、その後も騰落レシオは高い数値を維持したまましばらく下がらず、株価が上昇し続けたパオ

この時は、政権が民主党→自民党へと変わったことで、大相場が始まって
株価水準の訂正が起こるほど大きく買われたパオ

(なお、2014年6月にもアベノミクス第1幕の終幕付近で買われ続けたことで、騰落レシオは一瞬164を記録しているブホ)

  

2.70%未満の例:コロナショック

 

今度は、騰落レシオが70%を大きく下回った例ブホ

これには、記憶に新しいコロナショックがあるパオ
この時の下落局面では2月25日に70%を下回り、68.8%まで下がったポヨ

ただ、その後も下がり続けて、大底付近の3月16日には、なんと40.12%という歴史的数値を記録したパオ

 

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出典:nikkei225.jp

これは、リーマンショックの時よりも低い驚愕の数値ブホ
(リーマンショックでも50%は割れなかったパオよ)

さすがにこの数値はまだ株ちゃんも初めて見たから驚いたブホ

コロナショックで、いかに多くの銘柄が売られたかが分かるクポ

  

3.大相場の時でも大局観を見るのに使える

 

こういった大相場の時には、騰落レシオは通常どおり機能しないことがあるパオ

とはいえ、大局観を把握するのには使えるブホ

120%を大きく超えても上昇が止まらない
→株価水準の訂正が起きている可能性

70%未満になっても下落が止まらない
→〇〇ショック級の危機が起きている可能性

こんな風に、トレードをするときの判断材料の1つとして注目してみてほしいパオ

個別の大型株はもちろんだけど、特に日経平均先物をトレードする際にはしっかり見ておきたいブホ

(4)判断材料の1つとして使ってみてポヨ

 

この辺までが騰落レシオの概要パオ

 
あとは、子パンダちゃんたちが実際にトレードをしながら自分なりに使い方を体感してみてほしいクポ

 

まだ株ちゃんもAxioryで日経平均先物をトレードするときには相場の過熱感を見るのに毎日チェックしているパオ

www.kabu-ohimesama.com

 

相場を見るときにはいろいろな指標があるけど、判断材料を1つ追加して見てみることで、今までとはチャートの見え方がまた変わってくるブホ

 
まだ株ちゃんは、子パンダちゃんが自分なりに指標を駆使して、爆益報告をしてくれることを楽しみにしてるパオよ!
 

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